佐野元春30周年アニバーサリーツアー・ファイナル [音楽]
久々の元春のライブへ♪
"All Flowers In Time" TOKYOの最終日。
元春の誕生日である3/13に予定されていたけど、震災の影響で延期されていた公演。
チケットの半券を調べてみたら、前回の参戦は2005年のTHE SUNのツアーでNHKホール以来。
一緒に行った友人Kは10年以上のブランクがあり、本当に久しぶりのライブ。
見たくてもなかなか見れなかった昔からファンの方、きっと他にも大勢いらっしゃったことでしょう。
時間ぎりぎりに着いたのでフランク永井の「有楽町で逢いましょう」は聴けなかった。
1F後方のステージから遠い席だったけど、この際文句はなし。
ただ楽しむだけ。
客層は高め。
そりゃそうだ、中学生の時に一緒にVISITORSツアーへ行った俺たちだってこんな歳になってるんだから。
かつてのポップチルドレンは大人になったってことだ。
ちなみに通路を挟んだ隣には子供連れの家族。
幼稚園くらいと小学校低学年くらいの男の子たち。
この子達、かなり仕込まれてる様子。
CHANGESでスタートし、「君をさがしている」「ハッピーマン」「ガラスのジェネレーション」と続いたら盛り上がらないわけがない。
ボーイズ、終止跳ねて、叫んで、歌ってたよ。
「ロックンロールは世代を超える」ってこと、まじまじと実感したよ。
他にもいろんな発見が。
終演後飲みながら色々話した中で出たのが、楽曲が持つ不変さ。
曲の良さはもちろん、言葉の輝きが失われないこと。
リアリティが逆に増しているようにも。
得意気な顔した この国のリーダー シナリオのチェックに忙しい ユーモアもない 真実もない フェイクしたスマイルはとても淋しい フェイクしたスタイルはとても淋しい
99ブルースのこのフレーズなんてどうだろう?
まるで今を見透かして書かれたようだ。
今回MCは控えめ。
震災、原発関連の目立ったコメントはなし。
余計に歌詞の重さが響いてきた。
でもこの日はアニバーサリーツアー・ファイナル。
難しいことは抜きにして楽しまないと。
この前のセルフカバーはまだ買ってなかった
だから、モータウン調の「ジュジュ」が生で聴けたのは良かった。
ワルツの「レインガール」も涙モノ。
まるでディランやヴァン・モリソンに通じる雰囲気。
個人的にこの日のハイライトは「ロックンロール・ナイト」。
ライブで一番映えるスペクター風味のロックンロールオペラ。
Eストリートバンドを彷彿とさせる演奏。
サックスソロの後、静かな語りから段々盛り上がってくるところ大好き!
いつも鳥肌モノだけど、この日の特に良かった!
もう何度となく見ている場面だけど、この日はそのベストに入るくらい。
声の調子を云々言われる方がいますが、そんな不安要素は全くない。
ライティングも相まって、本当に素晴らしいパフォーマンスとなった。
(余談ですが、このとき想起したEストリートバンドのサックス奏者クラレンス・クレモンズが脳卒中で亡くなったことを知るのは帰宅後。ショック!69歳とは若すぎる。ご冥福をお祈り致します。)
終盤には「約束の橋」「SOMEDAY」「悲しきRADIO」も登場。
アンコールは「アンジェリーナ」。
となりの子供達も大声で歌ってたよ。
最後はアンコールが一曲のみというのが、ちょっと残念。
「彼女はデリケート」「So Young」「ナイトライフ」「スターダストキッズ」「楽しい時」あたりも聴きたかったな。
でも満足。
「ロックンロールは世代を超え、時空も超える」ってことを実感したから。
次の10年、元春はどんな音楽を届けてくれるだろう?
「つまらない大人にはなりたくない」「ただのスクラップにはなりたくないんだ」というのを心に刻んで、一緒に歳を重ねて行こうと改めて思った夜だった。
それとタワーのトリプルポイントで「月と専制君主」を買うことにした。
"All Flowers In Time" TOKYOの最終日。
元春の誕生日である3/13に予定されていたけど、震災の影響で延期されていた公演。
チケットの半券を調べてみたら、前回の参戦は2005年のTHE SUNのツアーでNHKホール以来。
一緒に行った友人Kは10年以上のブランクがあり、本当に久しぶりのライブ。
見たくてもなかなか見れなかった昔からファンの方、きっと他にも大勢いらっしゃったことでしょう。
時間ぎりぎりに着いたのでフランク永井の「有楽町で逢いましょう」は聴けなかった。
1F後方のステージから遠い席だったけど、この際文句はなし。
ただ楽しむだけ。
客層は高め。
そりゃそうだ、中学生の時に一緒にVISITORSツアーへ行った俺たちだってこんな歳になってるんだから。
かつてのポップチルドレンは大人になったってことだ。
ちなみに通路を挟んだ隣には子供連れの家族。
幼稚園くらいと小学校低学年くらいの男の子たち。
この子達、かなり仕込まれてる様子。
CHANGESでスタートし、「君をさがしている」「ハッピーマン」「ガラスのジェネレーション」と続いたら盛り上がらないわけがない。
ボーイズ、終止跳ねて、叫んで、歌ってたよ。
「ロックンロールは世代を超える」ってこと、まじまじと実感したよ。
他にもいろんな発見が。
終演後飲みながら色々話した中で出たのが、楽曲が持つ不変さ。
曲の良さはもちろん、言葉の輝きが失われないこと。
リアリティが逆に増しているようにも。
得意気な顔した この国のリーダー シナリオのチェックに忙しい ユーモアもない 真実もない フェイクしたスマイルはとても淋しい フェイクしたスタイルはとても淋しい
99ブルースのこのフレーズなんてどうだろう?
まるで今を見透かして書かれたようだ。
今回MCは控えめ。
震災、原発関連の目立ったコメントはなし。
余計に歌詞の重さが響いてきた。
でもこの日はアニバーサリーツアー・ファイナル。
難しいことは抜きにして楽しまないと。
この前のセルフカバーはまだ買ってなかった
だから、モータウン調の「ジュジュ」が生で聴けたのは良かった。
ワルツの「レインガール」も涙モノ。
まるでディランやヴァン・モリソンに通じる雰囲気。
個人的にこの日のハイライトは「ロックンロール・ナイト」。
ライブで一番映えるスペクター風味のロックンロールオペラ。
Eストリートバンドを彷彿とさせる演奏。
サックスソロの後、静かな語りから段々盛り上がってくるところ大好き!
いつも鳥肌モノだけど、この日の特に良かった!
もう何度となく見ている場面だけど、この日はそのベストに入るくらい。
声の調子を云々言われる方がいますが、そんな不安要素は全くない。
ライティングも相まって、本当に素晴らしいパフォーマンスとなった。
(余談ですが、このとき想起したEストリートバンドのサックス奏者クラレンス・クレモンズが脳卒中で亡くなったことを知るのは帰宅後。ショック!69歳とは若すぎる。ご冥福をお祈り致します。)
終盤には「約束の橋」「SOMEDAY」「悲しきRADIO」も登場。
アンコールは「アンジェリーナ」。
となりの子供達も大声で歌ってたよ。
最後はアンコールが一曲のみというのが、ちょっと残念。
「彼女はデリケート」「So Young」「ナイトライフ」「スターダストキッズ」「楽しい時」あたりも聴きたかったな。
でも満足。
「ロックンロールは世代を超え、時空も超える」ってことを実感したから。
次の10年、元春はどんな音楽を届けてくれるだろう?
「つまらない大人にはなりたくない」「ただのスクラップにはなりたくないんだ」というのを心に刻んで、一緒に歳を重ねて行こうと改めて思った夜だった。
それとタワーのトリプルポイントで「月と専制君主」を買うことにした。
こんにちは。
元春のツアーファイナル、素晴しかったですね。
50歳とは思えない元気は唄とパフォーマンスでした。声の調子は今がいちばん良いと思います。
ホーボーキングバンドの演奏も素晴らしく、これからも活動も楽しみになります。
久しぶりに長田さんのギターも生で聴けて、カッコ良かったす。
by 都市色 (2011-07-03 10:27)
>都市色さん
ほんとにいいライブでしたね♪
四捨五入すれば60歳(笑)
ブライアン・ウィルソンが年齢とのどの状態に応じた歌唱法を確立したように、元春も何かを得たようにも思えました。
「人が奏でる本物の音楽を久々に聴いた」と称した友人Kの言葉がすべてを物語っています。
元春のライブ、また見たいと思います!
あぁ、ゲストが大勢集結の大阪城ホールも見たかった。
BS-TBSで放送されたのを見させてもらいましたが、これはこれで実に楽しそう♪
うらやましい!
by うっち (2011-07-04 23:57)