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オスカーが日本映画2作品に [映画]

すごいことが起きました。
第81回アカデミー賞に日本からの作品としてノミネートされていた「おくりびと」と「つみきのいえ」。
それぞれ「外国語映画賞」と「短編アニメーション賞」の栄冠を勝ち取りました。
日本作品が受賞するのは初の快挙だという。

以前ここでも書いたけど、「おくりびと」は本当にいい映画だったもんね。
ちゃんと映画館に足を運んだものの一人として、何より日本人としてうれしい限り。
見に行った日の夜に峰岸徹さんが亡くなったというのも印象に残ってます。
きっと峰岸さんも天国で受賞を喜んでいることでしょう。

モックンもいい顔してましたね。
映画は彼の持ちこみ企画がはじまりという。
「納棺夫日記」という本でその職業を知ったことがきっかけのひとつらしい。


納棺夫日記 (文春文庫)

納棺夫日記 (文春文庫)

  • 作者: 青木 新門
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 文庫



原作ものの映画化が目立つ最近の日本映画の中で、オリジナルの脚本で仕上げたというのも興味深い。
脚本を手がけたのは放送作家の小山薫堂さん。
映画の脚本は以外にも初めて。
初めてでこんなにヒットして数々の映画賞を受賞したのだから凄いこと。
今や大先生と化したはずだけど、いつも聴いているラジオではそうした肩書きは関係なし。
本当に同一人物かという錯覚すら覚えます。
そのいつも聴いているラジオとはFMヨコハマの"FUTURE SCAPE"というプログラム。
土曜日の朝、ながらで聴いているけど笑わせてもらってます。
女性DJとの夫婦漫才のような掛け合いが絶妙です。
ローカル局の生放送のため、その面白さは聞いた人にしか分かりませんが、裏FUTURE SCAPE なるポッドキャストがあるので、興味があるかたはダウンロードしてみては?
「おくりびと」の脚本家ってこういう人だったのかと驚くはず。
先週の土曜日の放送後に収録された裏フューチャーも笑った。

日米のアカデミー賞受賞もあり、また上映館が増えてロングランを続けています。
脚本家自らが言ってましたが公開から日が経つにつれ「観客のベンジャミン・バトン化現象」が起きているという。
たぶん今回のニュースでますます若い人も劇場に来てくれるのでは?
一方でまだ見ていないという年配の人も増えるかな?
いずれにしても年齢とか国とかを超えて誰もが楽しめる作品ということでしょう。
DVDは来月発売だけど、やっぱり映画館の暗闇でしみじみ見るのがいい!


おくりびと [DVD]

おくりびと [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD




短編アニメ賞を受賞した「つみきのいえ」は知らなかったけど、DVDが出てるんですね。
見てみたいです。
アマゾン、安くなってます。
値段が動かないうちに買っておこうかな?


pieces of love Vol.1 つみきのいえ [DVD]

pieces of love Vol.1 つみきのいえ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



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