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大楠山の菜の花 [散歩]

先週の初め、貴重な晴れ間を利用して大楠山に出かけました。
春には頂上付近で菜の花が咲いてきれいだから。
この日もカメラはポラロイドのa520。

ところで大楠山ってどこ?
きっとそういう方も多いはず。
ご近所さんならまだしも。
242mほどの低い山だもんね。
それでも三浦半島の最高峰なのです。
司馬遼太郎の「街道を行く」の三浦半島記に書いているので、登ったことがなくても知っている方もいるかな?
さすがは先生。
「低くて高い日本一の山」と称した。
うまいこと言います。
冬の晴れた日なんて、本当に素晴らしい眺め。
頂上の展望等からは360度遮るものがなく、最高の眺望が楽しめます。
東には横須賀の市街地と東京湾、対岸の千葉県。
南を向けば東京湾と相模湾に挟まれた三浦半島の先っぽ。
西を見れば葉山、逗子、鎌倉、江ノ島、相模湾の向こうには箱根、伊豆の山々。
そして富士山。
北には横浜、川崎、東京の町並み。
さすがに春先になってくると霞がかかったようになり、冬場のようなきりりとした眺めには遭遇しにくくなります。

三浦半島.jpg

こうしてみると三浦半島って狭いものです。
その昔、彼方から黒船がやってきて、開国の風が初めて吹き始めた海。
そう思うと狭い半島ににある低い山もなんだかスゴイ山に思えてきます。
風が強く、きもち錆びている箇所もある展望塔を早々に下りると、のらねこが日向ぼっこ。
半島の最高峰にいる猫、なかなか貫禄があります。

ねこ.jpg

頂上下の大楠平の菜の花、このときはまだ見頃手前。
見頃はいつ頃かな?

レーダーと菜の花.jpg

菜の花.jpg

休日は多くのハイカーが訪れるこの山。
でもそんな重装備で登る山じゃないんだけどね。
備えあれば憂いなしということなんですかね?

気軽に登れるけど、眺めは最高の山。(もちろん天気がよければ)
暖かくなってくるこれからの季節、いい汗をかきに「低くて高い日本一の山」へ出かけてみてはいかが?



街道をゆく (42) (朝日文庫)

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  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫



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