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アンダース&ポンシア関連の紙ジャケ2枚 [音楽]

去年の暮れにアンダース&ポンシア絡みの2枚が紙ジャケで再発されていました。


エクスカージョンズ(紙ジャケット仕様)

エクスカージョンズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD



イノセンス(紙ジャケット仕様)

イノセンス(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD



年末あまりの忙しさに買うことができず、先日ようやく手に入れました。

アンダース&ポンシア。
60年代のソングライターコンビとして有名な彼ら。
ロネッツの"DO I LOVE YOU"を筆頭にクリスタルズやダーレン・ラヴへの曲提供でフィル・スペクターとも仕事をしています。

そんな彼らが「トレイドウインズ」と「イノセンス」名義で67年にリリースしたソフトロックの名盤が今回めでたく紙ジャケで再発。
中でも一番有名なのはトレイドウインズの"NEW YORK'S A LONELY TOWN"(ニューヨークは淋しい町)でしょう。
デイヴ・エドモンズが「ロンドン」に、山下達郎が「東京」に置き換えてカバーしているあの曲。
フィル・スペクターにデモを聴かせたところ、フィレスからのリリースは拒絶されたという興味深いエピソードも。
こんないい曲、何が気に食わなくてリリースしなかったのか?

この曲だけでなく、どちらのアルバムにも60年代ポップスのいいところがぎっしり詰まっています。
単にポップというだけではなく、イタロアメリカンの情熱的な感覚が絶妙なさじ加減で加わり、独特の作風に仕上がっている感じ。
ドリーミーとドラマティックが混在し、なおかつ洗練されたところがたまりません。
やはりソフトロック好きには有名な「ソルト・ウォーター・タフィー」のロッド・マクブライアンがイノセンスのエンジニアを担当。
曲も一部重なっているので彼らのアルバムと聴き比べもまた一興。


ファインダーズ・キーパーズ(紙ジャケット仕様)

ファインダーズ・キーパーズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: CD




今回再発の2枚、1分~2分台の曲が大半のため、ボーナストラックが追加されていても収録時間は極めて短い。
トレイドウインズなんて28:28という短さ。
これに2,520円は高いって?
いえいえ、私はそうは思いません。
なかなか手に入らなかったアルバムで、しかも名曲揃いということで、正月早々いい買い物しました。


ライナーによると以前に出していたベスト盤に収録されていたシングル曲等々は版権が変り今回は収録できなかったということ。
この2枚組ベスト盤、以前会社に来ていた派遣クンが持っていてずっと借りていたんだ。
iTunesには入っているけど、思えば貴重な音源になってしまったということ。
どっかで見つけたら買っておこうかな。

ジャケが掲載されていないけど、永井博さんのナイアガラ・リゾート風のアートワークだったはず。


アンダース&ポンシア ポップ・ワークス

アンダース&ポンシア ポップ・ワークス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1994/02/23
  • メディア: CD



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